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会長ごあいさつ

会員向け情報提供事業

  2021年4月1日  

  会長  

 2021年度を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 弊センターは、2019年度より、全事業の活動原資を自主財源に限定するといった大幅な財務構造の変更を行い、それに伴って、事業内容としては、国際招聘セミナー、複数年型委託事業及び技術セミナー等の情報提供事業を三つの柱とし、その企画・運営に努めてまいりました。

 2020年度の事業を振り返りますと、2019年末から現在に至るまで、COVID-19の世界的感染拡大の影響をうけ、我々の事業の多くが延期ないしは内容の変更を余儀なくされております。具体的に述べますと、20203月に急遽開催延期を決定したブラジル及び2020年度開催を予定したセネガルの国際招聘セミナーは、従来方式での開催を断念し、延期という状態にあります。また、複数年型委託事業では、2019年度までに契約した6件と2020年度に新た契約した3件の合計9件の事業を実施しましたが、一部の事業について、委託先社員や産油国側要員の海外渡航の制限等で、事業の遅延や計画の変更が生じました。情報提供事業の一例ですが、例年は9月に開催していたIHS-Markit社との共同セミナーも東京での実開催を断念し11月にWEB方式での開催となりました。

 2021年度の事業ですが、去る319日開催された理事会において、国際セミナー2件、委託事業8件及び技術セミナー・ビジネスセミナー等の実施が承認されました。

 弊センター執行部としては、これら事業の実施に当たっては、COVID-19の情勢を注視しつつ、臨機応変に対応していく方針です。具体的には、各種セミナーのWEB方式での開催、委託事業の計画変更への柔軟な対応等により、可能な限り事業目的を達成できるよう努力する所存です。一方で、それにもまして重要視していることは、昨今の石油・天然ガス開発事業を取り巻く事業環境の劇的な変化です。会員企業との面談を通じて、脱炭素社会を志向する社会環境や大国間のパワーバランスの変化、COVID-19感染拡大によるエネルギー需給構造の変化の中で、今後の石油・天然ガス開発事業を如何に展開していくか、について種々模索されていることを強く認識するに至りました。

 IEA等の見立てでは、世界的に脱炭素社会を目指す方向にあるものの、当面は炭化水素資源の役割は依然として重要である、とのことです。弊センターとしては、石油・天然ガス開発企業が、環境・省エネ対策を講じつつ石油・天然ガス資源開発を継続していくことが、エネルギー資源の安定供給の観点からも重要であると考えています。よって、我々は微力ではありますが、国際招聘セミナー、複数年型委託事業及び情報提供事業を通じて、可能な限り会員企業のお役に立てるよう心がけていく所存であります。

 会員各位におかれては、弊センターの事業に対し、引き続き忌憚のないご指摘、ご要望を賜りますようお願い申し上げて、私の新年度に向けたご挨拶と致します。